高速バスの収益悪化で、地域の足が失われる

ETCの休日割引は、マイカーでのお出掛けを非常に便利にしたが、そのあおりを食ったのが高速バスだ。特に、近距離や中距離路線の影響が大きいようだ。これらの路線は、バス会社としては利益効率が良かっただけに、経営へのダメージは大きかった。高速バスの利益が、地域の路線バスの赤字を補うという側面もあっただけに、高速バスの収益悪化が地域の足を失わせる、そんな事態が起きている。地域の路線バスには、行政からの補助も出ているが、今一度支え方を考えなければならない。
思うのですが、夜行バスは思いきって寝台車にしたらどうでしょうか。どうせ二階建てすし、それぞれのフロアで、二段ベッドにしたら、乗車人数はそれほど変わらないのではないでしょうが。夜行バスの快適さって、足を伸ばすことが出来るかどうか、この一点にかかっていると思うのですけれど。いくら座席の背もたれを倒せると言っても、180度倒すのは無理ですからね。
【民主 漂流】

 菅直人首相は19日も再生可能エネルギー促進法案への執念をみなぎらせた。「私の顔を見たくないなら早く法案を通せ!」と悪乗りする首相に対し、早期退陣を求める民主党の岡田克也幹事長ら執行部は同日夜の会談で「激論した」(出席者の一人)ものの、法案を自らの「再生」と重ね合わせる首相を翻意させることはできなかった。(加納宏幸、小田博士)

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 ■「本当にひでえのにやらせちゃったな」

 1時間20分に及ぶ会談を終えた執行部の面々は一様に疲れ切った様子で自宅や議員宿舎に戻り、口々に記者団にぼやいた。

 「激論中だ。明日の午前中に何とかしたい」

 「何も決まらないよ。それが民主党だ」

 岡田氏、輿石東参院議員会長、玄葉光一郎政調会長らは会談に先立つ協議で早期退陣を促す方針を確認していた。

 執行部が自らの辞任を突き付け、首相に退陣を迫るシナリオも検討されたが、自民党の石原伸晃幹事長が18日、「玄葉氏が『首相が辞めないと言ったら私は辞表を出す』と言ったそうだ」「岡田氏が首相と刺し違えるかもしれない」と語り、民主党執行部の「手の内」を暴露してしまったことで水泡に帰した。

 石原氏の敵失に助けられた首相が、態度を硬化させるのは当然だった。

 「促進法やエコ住宅の建設を応援する政策的、財政的な支援を広げる。これは私にとって長い間、思いの強いテーマだ。私はそういう意味でしつこい」

 首相は19日、会談に先立ちインターネットを通じた「自然エネルギーに関する国民対話」に出演し、延命への執念を見せつけた。

 そして得々と自らの政治信条を語った。

 「私には2つのキーワードがある。『諦めない』と『参加民主主義』だ」

 今国会の大幅延長で、首相は促進法案、平成23年度第2次補正予算案を成立させる考えだ。本格的復興のための3次補正も視野に入れる。政権を諦める気配はない。

 石原氏「首相が居座るための会期延長には、絶対反対だ」

 岡田氏「当然です。会期延長は首相の任期と関係しない」

 民主、自民両党幹事長は19日のNHK番組で「首相延命のための延長は認めない」との認識で一致した。このまま曖昧な状態が続けば、23年度予算執行に不可欠な特例公債法案への野党の協力が得られず、約4割の財源が確保できない状態が続くからだ。

 だが、首相は同日、自らに近い議員に「辞任時期は言わない」と伝えた。

 執行部の苦悩も何のそののずぶとさに、首相を後押ししてきた渡部恒三最高顧問も頭を抱える。21世紀の旅行代理店を掲載しました。最近、公明党幹部との会談で、首相と小沢一郎元代表の一騎打ちだった昨年9月の代表選を振り返りながら、こうぼやいた。

 「とにかく小沢を代表にしちゃいけないというので、みんな菅に入れたけど、本当にひでえのにやらせちゃったな」


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 民主党の小沢一郎元代表が自らを支持するグループの結束に腐心している。内閣不信任決議案をめぐり内部に深い亀裂が入ったためだ。小沢氏側近を自任し、不信任案賛成に積極的に動いた「急進派」と、側近争いに嫌悪感を覚え、不信任案にも否定的だった「穏健派」の距離は一気に広がり、決議案否決後も解消されていない。小沢氏は次期代表選をにらみ、主導権奪還に向け、4つあるグループの統合を検討しているが実現のハードルは高い。政界随一の結束を誇る軍団は正念場を迎えている。(山本雄史)

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 ◆対立エスカレート

 国会内の一室に16日午後、鳩山由紀夫前首相、菅直人首相、前原誠司前外相、野田佳彦財務相の各グループに所属する若手議員や中間派の計約20人が集まった。

 目的は代表選に向けた若手の足場づくり。そこには小沢氏を支持する衆院2〜4回生でつくる「一新会」など小沢グループからも数人が参加した。いずれも、不信任案への賛成を拒んだ穏健派の面々だった。

 小沢氏が進めた不信任案への同調を求める署名活動も一新会事務局長の岡島一正衆院議員ら急進派が仕切ってきた。穏健派の一新会会長代行、奥村展三衆院議員は署名活動を知らされてすらいなかった。

 菅首相への批判の高まりから、不信任案採決の前日の1日には穏健派も含め71人が集まり、小沢氏は面目を保ったが、両派の対立は解消されるどころかエスカレートしている。

 13日から5日連続で開かれた小沢氏との夜会合は急進派の議員が中心となって計画し、不信任案に否定的だった穏健派は誰一人招かれなかった。

 だが結束が高まったはずの急進的な「同志」の間でも、今後の戦略についてはさまざまな意見があり、方向性は共有されていない。

 政治資金規正法違反事件の裁判を抱える小沢氏が、1審で無罪を勝ち取って復権し、「次の次」の代表選に出馬し首相を目指すべきだとの声は依然として根強い。小選挙区の当選組や政務三役ポストが視野に入る中堅は離党に否定的だ。

 その一方で、民主党と決別し新党を結成し、政界再編を仕掛けていくべきだとの意見もくすぶり続ける。特に、民主党会派からの離脱を表明した16人のグループは全員が比例単独選出議員で選挙区がなく、小選挙区も空きが少ないため、小沢氏とともに党を飛び出すことを念頭に置く議員は少なくない。

 小沢氏もその辺の事情は十分理解しており、グループ議員との意思疎通に優先的に時間を割いている。若手には「1年生議員なのに君たちは(不信任案で)大きく政治を動かした。なかなか経験できないぞ。みんな自信を持ってくれ」と激励し、「必ず選挙の面倒はみるから心配するな」と甘言も忘れない。

 ◆グループ統合計画

 当面の小沢氏の課題は次期代表選にどう臨むかだ。一部の小沢系議員は鹿野道彦農水相の擁立に動いているが、グループ内には異論もある。小沢氏に近い海江田万里経済産業相の擁立についても、東京電力福島第1原発事故の影響を懸念し賛否が割れている。自主投票にすればグループが空中分解しかねない。

 グループ統合計画は一新会に加え、衆院当選1回生でつくる「北辰会」、参院小沢系、旧自由党系の4つを束ねることで、意思疎通を円滑にし、結束をより強めようというものだが、大所帯になれば非小沢系議員から警戒感が一層強まるのは確実だ。

 小沢氏の求心力は今まさに問われている。


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